食品機械 スライサー用ステンレス板金カバー(別途見積)





こちらは食品機械に使われるステンレス板金カバーで、肉などをカットするためのスライサー用のカバーです。ご覧の通り縦に細長くたくさんの穴が空いているが、この間からスライサーを出すようにして使用されます。
上部の板金カバーと下部の板金ケースをはめ合わせて製作しておりますが、この2つの部品のはめ合わせに際して、少しでも隙間があるとメンテナンス性が損なわれ、使用しているうちに衛生性が大きく損なわれます。そのため嵌め合わせには少しの隙間もないようにしております。
また上部のカバー部分は、レーザーで細長く穴を開けた後にR曲げをおこなっておりますが、下のケース部分のはめ合わせを考慮しながらR曲げを行わなければなりません。
更に下のケース部分は曲げとTIG溶接で加工をしておりますが、食品機械用途のステンレス板金加工品はビードの凹凸を研磨仕上げで消すことが通常です。しかし当社では溶接ビードを極力細くしていることで、後工程で研磨仕上げはせず電解酸洗いのみでも目立たなくすることが可能になっており、コストダウンを実現しております。